先日、RolandがGalaxiasをアップデートし、新機能としてMIDIエフェクトの「Chords」やEarth Pianoの「Scene View」が追加されました。そして…私もそのデザインに参与しました!! そうです、ついに日本の大会社が私という輝くダイヤを見つけたのです😇😇
1. Galaxiasとは?
GalaxiasはRolandが提供するソフトで、Roland Cloud Ultimateの会員だけが利用可能なフラッグシップ製品。JupiterやJUNOといった代表的なシンセや、TR-808や909のようなドラムマシン、そしてZenologyやEarth Pianoといった音源などを最大4つまでレイヤーできる、巨大な母艦のようなソフトで、Rolandはこれをスーパー・インストゥルメントと読んでいます。プラグインとしても読み込めるし、スタンドアローンアプリケーションにもなっています。
2. Chords機能
新機能の「Chords」は、鍵盤を一本押さえればコードが鳴るという、いわゆるMIDIエフェクトです。
私はデザインを完全に担当したわけではないですが、デザイン案のモックアップを作成し、演奏タイプはアイコンで表現しようとか、色つきの線でパッドとエディタを繋いで関係性を明快にしようとか、そのあたりのアイデアは私の提案したものです。
3. Scene View
Scene Viewは今回のアップデートの目玉機能です。Galaxiasは4レイヤーの音色編集のために各レイヤーを行き来しなければいけないところがひとつの弱点だったですが、そこでもっと簡単にパフォーマンスができるように、4レイヤーの主要なパラメータを集めた画面が、Scene Viewです。
こちらも最終的な実装は開発チームの手によるものですが、私はノブ、スライダー、アイコンといったリソースの制作、そしてタブスウィッチャーを左上に置くのか右上に置くのかといった決定に関わっています。
最近リリースされた「Earth Piano」とJupiter-8を重ねたプリセットで実際にScene Viewを使った動画を撮ったので、使い勝手を見てみてね!
もしGalaxiasに興味をお持ちになったなら、ぜひウェブサイトをご覧になってください。
そして私とRolandの今後の行く末にご注目ください!