Hive – Eclipse

1 件のレビュー

$19.99

Hiveのもうひとつの姿

製品コード: PM-0006 製品カテゴリー: , 製品タグ:

概要

最速をもっと速く。

GUI
  • ウェイブテーブル中心のデザイン
  • シーケンサ/エフェクタ/XYに十分なスペースを
  • Massive式のモジュレーション(フィルター部にて)
  • 部分的なリンク(ジェネレータ/モジュレータ)
  • 追加の複合コントロール
  • 要素の非アクティブ状態を様々な形で可視化
  • モッドソースを色分けして区別を見やすく
  • プリセットとカスタムウェイブテーブルつき

もともとHive 1.2のために構築されたデザインですが、v2.1にも対応はしています。

Hive 2.1が2021年3月にリリースされたことはご存知ですか? v2.1には、私が作成したテーマが第二の“代替テーマ”として採用されています。そうです、ついに公式にお呼ばれしたのです! しかしこれはEclipseよりも後発のスキンがタダで付いてくるということですので、この製品を買う前にまずそちらをチェックしてみることを強くオススメします。

六角形から飛び出そう

オリジナルスキンの中央に陣取る六角形は、"HIVE(ハチの巣)"の名を象徴する存在ですが、ちょっとそれに固執している気もします。

六角形の中には、16ステップのシーケンサーは一列に収まりません。

SQ

六角形の中には、7つの素晴らしいエフェクタを一列に並べることはできません。

FX

六角形の中には、4つのXYパッドをいっぺんに表示することはできません。

XY

オーケー、やっぱりハチのことは一旦忘れて、イチから考え直しましょう。

配色で倍速の解読

Eclipseではそれぞれのモジュレータがカテゴリごとの特有色を持っていて、それによって視認性を高めています。

モッドマトリックスの編集はとても直観的です。たとえばLFO関連のモッドを編集したかったら、ただグリーンのところを探しに行けばいい。配色に慣れれば慣れるほど、モジュレーション作業はどんどんスピーディになっていきます。


親密性の法則

私たちはいかにして効率性の高いGUIを構築するのか? そこにはたくさんの要素がありますが、ひとつの重大な指標が、「親密性(friendship)」と私が呼ぶものです。

たとえばOSC1のボリュームを調整し終わったあと、次どこへ行くでしょうか? 次はきっとOSC2のボリュームや、フィルターのボリュームに行く可能性が高いはずです。もちろんいつもそうではありませんが、確率のランキングはあって、それを推測することはできます。

likeliness

これを私は個人的に「親密性」と呼んでいます。たとえばOSC1 volとOSC2 volは、極めて親密な関係にあるというわけです。親密な要素どうしは近くに配置されるべきで、その最適化を重ねることであなたのマウス移動量は最小化されます。

たとえばあなたがパッチメイクの最終段階にあって、ボリュームやルーティング等のミックスをしている時のマウス移動範囲は次のようにイラストレイトできます。

Eclipseテーマ

オリジナルテーマ


こうしてみると、やっぱり中央の六角形が動きをジャマしていることにすぐ気がつきます。エフェクタやシーケンサの設定が、OSC2以上にOSC1と親密になることは基本的にないからです。これはいわば、リビングとベッドルームの間に置かれたキッチンのようなものです。

ですから左右対称のデザインは、見た目は美しいし、それが優秀な設計となる場合もありますが、概ねデザインの作用としては美しくないのです。たとえ今そのことに気がついていなくても、実際にEclipseテーマを使って比べてみると分かります。

ルーティングミキサー

Eclipseの改善点のひとつに、ルーティングミキサーがあります。ルーティングに関する情報が一箇所に集められていて、視覚的にシグナルフローを確認することができます。しかも、シグナルが全く送られていない場合には、O1,S1などのラベルをグレイアウトすることでそれを知らせてくれます。

Series Routing

Parallel Routing


Inactive Sign

Eclipseサウンドセット

Eclipseは、テーマに加えてプリセット集(+60個のカスタムウェイブテーブル)が付属します。v1.2で追加されたウェイブテーブルの機能をふんだんに使って、HIVEの新しい音響領域を開拓するプリセットたちが集まっています。

全てのプリセットはウェイブテーブルを使用していて、それは...

  • ユニークに変化するサウンドを作るため
  • 静的な波形では得られない微妙なニュアンスを獲得するため
  • ウェイブテーブルなしでは作れないであろうタイプのサウンドを得るため

すべてのプリセットはウェイブテーブルの“良いところ”にヒットするまで丹念に調整されていて、すべてのプリセットがモッドホイールのモーフに対応していて、XYパッドにパラメータが完全にアサインされています。

デモサウンドを聴く

プリセットの音質にとっても自信があるので、デモはすべて単一のプリセットのソロ演奏です。外部エフェクタもなし。きっとそのサウンドのリアルさ、多様さに、「ほんとにウェイブテーブルだけでこんな音が?」と驚くはずです!

(もしトラックの再生が始まらない場合は、別のトラックを選択するか、お手数ですがページをリロードしてください。)

EclipseBasses (Characteristic)
EclipsePads
EclipseKeys
EclipsePlucks
EclipseLeads
EclipseBasses (Basic)

タグ付けとナンバー制度

すべてのプリセットはタグ付けされています。加えて、プリセットは1〜4の番号でサブカテゴライズされていて、ベーシックなサウンドの傾向ごとに分かれるように工夫されています。

  • 1: ソフトで優しいサウンド、閉じたフィルター。
  • 2: 温かくて太いアナログサウンド、半分開いたフィルター。
  • 3: 明るくてノイジーまたはデジタルなサウンド、開いたフィルター。
  • 4: 激しく変化したり、ピッチ感が弱かったり、リアル楽器を模したものなど、特殊なもの全般。

つまり、「スクロールダウンしていけば、どんどん激しいサウンドになるぞ!」ということです。もしソフトなパッドを探しているなら「PD1-」を探せばいいし、逆に激しいトランスパッドが欲しければ、「PD3-」からはじめればよいのです。

60個のカスタムウェイブテーブル

Eclipseのプリセットたちは、初期付属のウェイブテーブルだけでなく、私たちが独自に制作したウェイブテーブルも用いて作られています。つまり128個のプリセットに加えて、60個のウェイブテーブルもゲットできるということです! 波形の一部を紹介したYouTube動画もあります。

注意事項:HIVEがv2にアップデートされる際に、Eclipseのウェイブテーブルのうち7つがU-heに公式に買収されました。ですからHIVE2の所有者にとっては、Eclipseの購入によって得られるウェイブテーブルは実質53個ということになります。

デモ版を試す

この製品には、無料のデモバージョンがあります。まれに、スキンの変更がDAWにクラッシュを引き起こす場合があります。ご購入の前にデモ版で、プリセットの巡回・パラメータの編集・設定ボタンや保存ボタンを押すなどをして、正常に動作するか確認してください。(むろん後から問題が発覚した場合にも、返品は可能です。) それから、本製品は100%の拡大率を基準に制作されています。あなたの普段のズーム設定でどのように見えるかを確かめてください。

demo

デモ版の制限

  • モッドマトリックスとXYが半分しか使えません。
  • 透かしが多くの画像に入っています。
  • ふたりのピクセル・モンスターが在住しています。

アップデートが頻繁に行われるため、ときにデモ版のバージョンが実際の製品よりも古い場合がございます。もしそのバージョン差により問題が起きた場合には、返品の対応をさせていただきます。

インストールについて

「サポート」タブにあるユーザーガイドを読んで、詳しいインストールの情報を得てください。

ユーザーガイド

Cover
ーただのスキンにユーザーガイド?

Eclipseはもはや単なるスキンではありません。新しいレイアウトや機能、視覚要素をもたらすモノです。パッと見ただけでは気づきにくい機能も隠れています。それゆえ、このマニュアルを読むことは強く推奨されます。

クリックで閲覧、右クリックでダウンロードができます。


互換性

  • HIVE v2.0に対応しています。
  • HIVE 1.2用のバージョンも、レガシーとして保管されています。
  • ウェイブテーブル機能のないv1.1以前とは互換性がありません。

より詳細なサポート

もしトラブルが生じた場合は、コンタクトのページからご連絡ください。

リリースノート

すべての変更点がこちらに記録されています。

v1.3.3 (2024.01.13)
fixed SEQ Seq Modのスライダーが、"ModCC"がオフの時も編集できるように改善されました。.
v1.3.2 (2021.04.11)
fixed Filter Filter2のソロボタンが正常に動作しない問題を修正
fixed Filter FilterのLink機能が正常に動作しない問題を修正
v1.3.1 (2021.03.29)
fixed Filter リバーブのエフェクタをオフにした際にフィルタータイプが“Reverb”に切り替わってしまう問題を修正
1.3 (2021.03.18)
improved 互換性 Hive v2.1に対応。新しいフィルタータイプ、Mod Noise。
v1.11 (2019.06.05)
improved Keyboard v2のキークオンタイズ機能に対応
v1.1 (2019.05.31)
improved General Hive2に対応しました!
improved Browser プリセットブラウザ内からFXをバイパスできるようになりました。
v1.0.2 (2019.01.09)
fixed Wheels ホイールが外部ホイールの値を受け取らない問題を修正
fixed Seq シーケンサーの16ステップ目のgateが選択できない問題を修正
v1.0.1 (2019.01.02)
fixed Chorus DepthとRateのノブが逆だった問題を修正
added UI 明るいモジュレーターパネルを代替パーツとして追加
v1.0 (2018.12.26)
Released - 最初のリリース

5.00
1件のレビューから計算

  1. 英語

    Gianfranco (製品所有者)

    You’re the best designer in the world and you know, and with this skin seems i’ve bought another synth, thanks

    君は世界でいちばんのデザイナーだよ。別のシンセを買ったみたいだ。ありがとう

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